・荒潮（★ラプラス♂）
・王国騎士団/小隊長
・28歳、178cm
・おだやか
・わたし（ごくごくたまに俺）/あなた（ごくごくたまにお前）

【強さ】
力　★★☆☆☆（一般的な成人男性よりはあるかも程度）
魔　★★★★☆
速　★☆☆☆☆（上級魔法ばかりで時間がかかります）

女装男子。何故お前が小隊長なんだと周囲から思われている。
遠目からなら頑張れば女性に見えるが、顔も普通に男性っぽくガタイもそこそこ良い。
ちょっとでも近づくと残念な女装っぷりがしっかり目に焼きつけられることとなる。
とはいえ、そこまでの嫌悪感を醸し出す訳でもなくただ「あ、女装だ」と分かる程度なので不思議。
ちなみに髪の毛はカツラなので、その日の気分によって髪型がかなり大幅に変わる。

小隊長職についたのは結構最近。その時には既に女装だった。
部下の人たちのことは凄く可愛がっている。それはもう物凄く。
部下は、年齢にかかわらうず女性は●●ちゃん、男性は○○くんと呼ぶ。
それ以外の人達は、結構臨機応変に呼び分ける。

明るくて落ち着いている性格。
顔は、爽やかで結構男性的である。
振る舞いは女性に対して紳士的、格好さえなければ普通に格好良い部類だと思われる。
だがしかし女装。口調はオネェ。台無し。

女装を始めたのは6年ほど前のこと。
当時片思いしていた女の子が別の男性と恋人関係となり、
「男として彼女を幸せにはできない。ならば女として親友として傍にいればいいじゃないか！」
というトンデモ発想のもと女装に走った。
ちなみに彼女とは仲良くなれたらしい。
だが結局、5年前の大規模な戦争で彼女とその恋人の両方が亡くなってしまった。
その後は最早なんとなく女装し続けているだけであるようだ。
結果、見た目も口調もオカマだが、話している内容は普通に男前という意味不明なギャップが誕生した。
ちなみに、何だかんだいって異性に対しては非常に紳士的かつ純情。
通常では紳士でも、本気で迫られたり無防備だったりすると困っちゃうらしい。

戦闘では、機動力はないが威力のある技を繰り出す大砲型の戦い方をする。
小隊の部下に時間を稼いでもらったりすることもあるが、
基本的には高い体力を生かし自ら前線に出ておとりと攻撃と両方こなしてしまう。
部下に怒られるタイプ。そして笑ってごめんねー★って言う。

「ほーら女の子が無理しちゃダーメｖ　あとは私に任せて下がってなさい！」
「この先？　通してなんてあげないんだから ♪」
「あらやだ、そんな怖い顔しないでよ～、ほら笑って？　スマイルスマイル！」

・あおくも（自宅）/あおくもちゃん
小隊の部下。
復帰前のあおくもおばあちゃんとも、特に階級的なつながりはなかったが仲が良かった。
大事な仲間でおばあちゃんなんだから、苛めたりしたら許さないわよ！と公言している。
お互いに、騎士としては少々変わった立ち場であるということを分かっていながら全く気にしていない。
「あおくもちゃん、今日の訓練はちょーっと大変そうだから、疲れたらちゃぁんと休んでね？」


・ボレロ（自宅）/ボレロ
嘗ての同小隊所属仲間、現在同僚。
結構仲が良いらしいが、なんだか底知れない人ねと思っているようだ。
だからと言って疑う怪しむなどではなくなんとなく一緒にいることもあったりなかったり。
でにお酒にはあんまり付き合いません。お仕事大事。
荒潮が女装する変貌の日の前日からまるまる一晩付き合って貰ったんだとか。
「あらボレロ、今日は真面目に訓練してるの？　大変、雨が降りだしちゃうわ～（笑」


・ラファルさん（隼水さん宅）/ラファル
女装する前からの友人。
うっかり、で味方に攻撃しちゃうなんてありえないんじゃないかしら？
と思って彼のうっかりの撲滅にいそしんでいる。
セレストさんとは喧嘩するほど仲が良い関係なんだろうと勝手に思っている。
「ねぇラファル、うっかりって言えば何でも許されるなんて思っていないわよね＾＾？」


・セレストさん（隼水さん宅）/セレスト
女装する前からの友人。
意地っ張りで結構可愛い人だと思っているけれど、本人に言うと怒られるので言わない。
自分にも他人にも厳しくて疲れそうだな、と思うけれど特にそれを本当に忠告する気はないようだ。
セレストさんの生き方にケチをつけるつもりはなく、
それが誰かを追い詰めていたらそれどうなの？と声を掛ける程度である。
「今日も怖い顔してるわね、セレスト？」


・グレイブさん（隼水さん宅）/グレイブ
女装する前からの友人。
荒潮の入団がグレイブさんが荒れている時期にあたり、始めはなにあのひとこわい状態だった。
だが、ラファルさんやセレストさんと仲良くなるうちに接する機会も増え、
二人の喧嘩に対して一緒に制裁する仲にまでなった。
なんだ怖くないじゃないか。
と、思っていたら実はグレイブさん本人がかなりの特攻隊長（爆発的な意味）で、
荒潮としては納得がいかないところであるらしい。
「ちょーっとグレイブ、また眉間にしわがよってるわよー？」


・リッカさん（壱宮さん宅）/リッカくん
女装した後に知り合った友人。
初対面で思い切り胸（胸筋）をもまれてがっかりされた。失礼しちゃうわねえ(笑）。
ラファルさん＆セレストさんの喧嘩を一緒に見守ったりちゃちゃを入れたりしている。
凄く素直で可愛いけれど男前ね、なんて思っているらしい。
「わたし相手ならよくても、女の子にはもうちょっと丁寧に接した方がいいんじゃないかしら」


・グラナートさん（日月さん宅）/グラナちゃん
戦場に出ると無茶をするので、その度叱られている。
苦笑しながらもきちんと話を聞くのは、グラナさんのお話が正しいと知っているから。
5年前の戦いのあと、精神的に不安定だったところを相談にのってもらったりしたらしい。
「ごめんなさい、グラナちゃんまたやっちゃって……ええ、ええ、分かってるわ、ごめんなさい（苦笑」


・セラピスさん（隼水さん宅）/セラくん
小隊の大切な部下。
落ち着きもあるし頼りにもなるし、フェリシアさんとはいいコンビだなと思っている。
若干胃が心配。
「セラ君、今日も宜しく頼むわね！」


＊フェリシアさん（隼水さん宅）/フェリちゃん
小隊の大切な部下。
元気で勝気でたくましくってでも女の子らしくて見てて微笑ましい。
ジャーマンスープレックスをする際には【見せられないよ！】のガードが火を吹くぜ。
いつの間にやら可愛い部下から可愛い女の子になり、
好きだなぁとストンと恋に落ちてしまった。
初めは彼女の幸せを一生見守る覚悟だったが、
家のごたごたで嫌な思いをしていたりするのを見て、
これは私があの子を幸せにするっていう選択肢もありじゃない？と
開き直ってしまってさあ大変。
困らせないように、けれど本気で口説き落とそうとする日々がはじまった。
※でも女装でオネェ口調。
「あらフェリちゃん、リボンが曲がっちゃってるわよ？」


・ホノカさん（ゆさん宅）/ホノカちゃん
見習いの女の子。
初対面では怖がらせてしまったが、それから少しずつ慣れてきたようで
最近では普通にお話しできるようになってきたようだ。
「無理をする必要なんてないわ。あなたはあなたのままで、真っすぐ立っていればいいの」