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2010.10.13 / 自分が一番楽しい自宅企画。
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というわけで懲りずにやってみてます音地平線 tdc 変換。
雷/神/域/の/英雄、奴/隷/達の英/雄、聖/戦/と/死/神(二部)のみっつが、
陰兎、王国半分、近衛+王国半分のみっつに変換されます。

大規模戦闘イベントによせて。




語られぬ英雄(戦闘イベント/陰兎騎士団)

制約に背く者 世界に牙を剥く獣

【グランシディア第三の騎士団:陰兎騎士団】

身を朱く染めながら 敵達は 進軍を阻めず
刃を紅く染めながら 俺達は 生命(いのち)を食らった
夕闇へ 冥闇(くらやみ)へ

傭兵たちにとって 必要なものは
死せる者とならぬ 知恵くらいのものだろう
金が欲しいのか 屍となってまで
相手をするのが 陰兎(おれたち)とも知らずに
夕闇へ 冥闇(くらやみ)へ

「団長」
「あぁ?」
「敵国(ヴァリアシオン)の王都侵攻の報を聞き、一部の者が独断で王都へ向かったと」
「はっ、放っとけ」

どこかの地では 国民達の反乱 苛烈で
王都(アルティテュード)は 敵国(ヴァリアシオン)の進撃を受けているという

傭兵ごときと 戦うだけで
舞台を降りる つもりなんてない

国の無事を疑えば 走る意味を失う
自らの自由の為 陰兎(つき)は進むのだ

黒き闇より深淵の 業を背負う獣が
肉の壁をも食い破り 散った者を踏み 剣(つるぎ)を掲げる





何が為の英雄(戦闘イベント/王国騎士団鎮圧組)

(……国民か国か……)
(歴史に刻むのは 彼らが生きた葛藤の断片)

あの日の騎士達には 空を往く鳥も何もかも自由など見えずに
敵国の陰謀で 成す術もなく民を殺める他にはなくて

(何故剣を掲げるのか?)

(さぁ、若き騎士達よ) 命を奪う 耐えがたき痛みにも もう慣れたかい?

他に手段はない 刃(やいば)を向ける
逆らう者には死を? 守るべき者に
騎士はなんの為のモノ……

(迷わず戦う 強さを持つ者 命を奪わぬ 強さを持つ者)
(迷わず戦う 強さを持つ者 命を奪わぬ 強さを持つ者)

(いつかの少年……)
(祈りを捧げた少女……)
(剣を取った騎士たちは 戦いを余儀なくされた)
(縦糸は紡がれ……)

「なんでこんなことを」
「戦いなんていつも理不尽なものだ」
「こんなことがもう起きないように、今戦うしかないの」

勝てぬと知っても (何故 何故 繰り返す)
繰り返す愚行 (何故 何故 武器を持つ)
血潮流しても (何故 何故 止められぬ)
止められない意志 (何故 何故 突き進む)

平等なんて幻想 飢えた民に与えられた武器 囮と知らず

「国に思い知らせてやれ!」
「……馬鹿なことを」

騎士である 意味なんて それぞれに違うもので
けれど民を 殺めることなど 笑えぬ喜劇だ
諦めない 抗う者 無力な己知っても
剣(つるぎ)を取る勇気があるなら 旗の下に集うがいい

(迷わず戦う 強さを持つ者 命を奪わぬ 強さを持つ者)
(迷わず戦う 強さを持つ者 命を奪わぬ 強さを持つ者)

「王都から知らせが!」
(……国民か国か……)

(王都侵攻……其の為に仕組まれた反乱)
(彼らは反乱民の戦意を喪失させ反乱終結させるまでるまで戦い抜き) (王都の防衛へと走った)

(騎士達と比べればはるかに弱い反乱民だが)
(逆にそれが故に傷ついた者も多くいただろう)

(殺戮と化した戦い どこにも勇者などいない戦場)
(其の戦いを終わらせた今 向かうべきは次なる戦い)
(疲弊した騎士達の戦いは未だ終わりを告げず……)

(王都に迫っている敵 その侵攻を食い止める為 再び彼らは戦禍に身を投じる……)





防衛戦と騎士(戦闘イベント/近衛騎士団と王国騎士団防衛組)

愚者は問う…
鉄壁の王城の守備が薄い今、何故、敵が現れたのかと…
賢者は知る…
傭兵の襲撃も国民の反乱も、全ては敵国の思惑だったのだと…

グランシディア歴2999年の戦い
銀の鎧をまとう団長率いる近衛騎士団
団長不在の中 国を守るべく立ちあがった王国騎士団
王都(アルティテュード)にて防衛

どんな策にも屈しはしない 王国(くに)を守る為に 剣(つるぎ)を奮え
胸に気高き騎士の誇りを抱いた 同胞(とも)よ 進め我らは 近衛騎士団(garde roi)

半数の仲間 王国の騎士達は自ら立つ
惑う王都を駆け巡る 一縷の望み 同胞たちの帰還
進め我らが王国騎士団(royaume)

戦闘開始より数日、防衛線は保たれていた
白き獣(けだもの)が率いる陰兎騎士団
辺境の地 傭兵との戦いの終結
王都への帰還まで残り数刻

殺す相手を 愛する者や 祈る者がいることは忘れろ
自分の使命 果たすべき時 眼を背けるなこれが戦争(たたかい)だ

火の手の上がる王都 逃げ惑う人々
誘導する見習いの騎士 追い掛ける敵兵
上空から騎獣に乗って 獲物に狙いを定める
放たれた魔法 幼い見習い達の身をかすめる
ひるまず進む騎士の卵

「はやく逃げろ」

立ちはだかる者
虐殺を食い止めることを 誰もが使命と自覚していた
届かない帰還の一報 焦るは敵方も同じこと
此方グランシディアが近衛騎士
彼方ヴァリアシオンが獣騎士達

「王都(アルティテュード)を蹂躙させはしない」
「保身しか考えない貴族は 既に王宮へと避難を終えたらしい」
「くだらない策を弄してこの程度か」
「防衛線を引く訳にはいかない…医療、見習い、後衛を守り切れ」

「数刻で決着がつくだろう…王国陰兎の帰還の時は近い」

『待て…焦ってはだめだ、王都を囲んでいる敵兵の背後を突く』
『さぁ、俺達の宴の始まりだ』

それらを受け止められない者に滅ぼされはしない
その国の名が【グランシディア】なのだ!

幾度も繰り返される戦い
歴史にまた刻まれる
奪い奪われてもなお 終わらぬ物語…

数日間の悪夢のような戦いが終わる
残ったのは傷ついた王都と疲弊した騎士
両国に大きな爪跡を残し 戦いの幕は下りる……

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