ログ。























































↑結構日常茶飯事





↑中身はぼさぼさ










かわいいおんなのこって　なんだ　バタリ

ヤエイ、ボレロ、ウィルの話。話と言うほどでもないね。
ヤエイがグランシディア側に雇われた戦いで、たまたまボレロ小隊が彼の近くに居た。
そんなワンシーン。

←１　　　　　　　　　　　２→













ヤエイは結構こそっと敵味方関係なく騎士を殺してる。
でも、その事には天性の邪気のないオーラ的な何かで気付かれない。
もし気付かれたらそれはそれでやっぱり敵にまぎれて殺してしまう。
そんなのをうっかり見てしまったボレロ。
こちらは天性のぐうたらオーラで気付いた事に気付かれない。
面倒事から目をそらす。関わりたくないんだから仕方ない。
そしてウィルは、何も知らずに仲間の死を悼む。
仲間を助けようとしてくれた傭兵に感謝して。
ところで傭兵っていう字ににんべんつけ忘れましたちょっと泣きたい。

僅かに高台になった場所から戦場を見降ろし、彼はそっと溜息を吐きました。
見慣れた王都は、今や金属のぶつかり合う音や怒号で溢れかえっています。

「やはり戦力が足りないようだね……騎士達も疲弊してきている」

くるりと振り返ったその表情は笑顔をかたどっていましたが、眼光は鋭く。

「軍師殿、戦線を作戦区域Bまで下げる事は可能かな？」

疑問形で、けれど否定の言葉を受け入れる気などないことをにじませて、彼は言葉を紡ぎました。
言われた軍師は、少しも動揺せずに返します。

「可能ではあるけれど、ヘンリエッテはお勧めしないわ。戦線を下げると言うことはこの中隊本陣に向かって切りこんで来る敵の数が増えるということだもの」

「その為に」

遮って続ける口調は、あくまでも穏やかで。

「私が此処に居るんだよ」

「……仮に貴方が攻めてくる敵を全て食いとめられる自信があるとしても、危険な賭けだわ」

躊躇する軍師が案じているのは、中隊であり、中隊長そのものでした。
守備に秀でているとはいえ、戦闘能力自体が爆発的に高い訳ではない彼が。
前線と同じ者たちだけの働きが出来るのか。
無事で、いられるのか。
年若い軍師は、中隊長が犠牲となる可能性を捨てきれずにいました。

「ふふふ、大丈夫だよ」

にこりと笑い、刺すようだった視線が遮られ。

「これでも、私は団長殿から守備を任されているものでね……犠牲を増やすつもりはないし、勿論王都は必ず護りきるさ」

決して威圧的な訳ではなく、寧ろ諭すように優しく降ってくる言葉は、微塵の揺らぎもなく。

「こんな時に部下の陰に隠れ危険を背負うことを厭うて、何が中隊長だと言うんだい？」

軍師の頭に触れた手は、血に濡れている筈の彼の手は、とても温かいものでした。




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中途半端だけどここまで。

まずきりん。お姉さま～！
以前、ゾケル隊にヘンリエッテちゃんが配属される的な絡みがあったような気がしたのだけれど本気にしていいんだっけと悩んでいたので事後報告。
何か盛大に間違いやおかしな点があるのではないかとびくびくしつつ、あとで絡み欄にちゃんと書いても良いですか←

ちなみに、この後は細かい指令や配置についてヘンリエッテちゃんが考えて、伝令を伝えてもらって、ゾケルさんも、みんなと一緒に戦いだすんだと思います。
ラクトゥスさんあたりがちょっと心配してゾケルのとこまで下がってきてくれたりすると萌え転がる。

あんまり関係ないけど、ゾケル隊は新米の小隊長とか軍師とか、そういう人たちが配備されるには凄くやりやすい環境なんじゃないかなぁとか思いました。

あ、あとそうだ。
彩都宅の中隊長はグレールもゾケルも守備系で本陣に居る可能性が高いけど、中隊によってはばりばり前線に行くタイプの人もいると思います。という補足だけ。

此処まで見て下さったかた、有難うございました＾＾